散らからないお家にしたい!自然と片付くようになる間取りとは?

「掃除したばかりなのに、もう散らかっている!」
「子どもが帰ってきた途端、部屋が荒れちゃう…」
そんな悩みを抱えているご家庭は少なくありません。
実は、片付けがうまくいかない原因は「片付けの仕方」だけではなく、お家の間取りにも関係していることをご存じでしょうか?
これから家づくりを検討する方にとって、「散らからないお家にしたい」「自然と片付くような暮らしがしたい」という視点で間取りを考えることは、とても大切なポイント。
間取りの工夫ひとつで、毎日の「置きっぱなし」や「定位置に戻さない」が自然と減り、家族みんなが自然と片付けられるお家に近づきます。
今回は、散らからないお家にしたい人必見!毎日自然と片付く間取りにするためのポイントをご紹介します。
目次
収納量よりも収納の場所?お家が散らかってしまう本当の理由

お家の中をあんなにキレイに整理したのに、なぜすぐに散らかってしまうのでしょうか?ここからは散らかってしまう原因を深堀りしていきます。
■家族の生活動線と片付け動作のミスマッチ
玄関やリビングに子どものランドセルが置きっぱなし…
小さなお子さんがいるご家庭なら、一度は経験がある光景ではないでしょうか。
実はこれ、お子さんが片付けられない性格だからではなく、「家族の生活動線」と「収納の位置」が合っていないことが原因の一つなんです。
本来しまうべきランドセル置き場が玄関から遠かったり、生活動線の途中になかったりすると、「とりあえずここでいいや」という仮置きが習慣化してしまいます。
その結果、玄関やリビングにものが集まり、常に散らかりやすい状態になります。
これは買い物帰りも同じ。玄関からキッチンやパントリーが遠い間取りだと、つい荷物を玄関やリビングに置いてしまい、散らかる原因になっていきます。
さらに、「散らかる=収納不足」と考えられがちですが、実はもっと重要なのが収納の位置です。
使う場所から遠い収納や、生活動線から外れた収納は、いくら大容量でも使われない収納になってしまいます。
つまり、使う場所のすぐ近くに収納があるだけで、家族が自然と片付けられるお家になるんです!
■家族の増加・成長に伴う変化に対応できていない
お子さんが保育園・幼稚園⇒小学校⇒中学校…と進むにつれて、必要な道具や衣類、書類はどんどん増えていきます。
学校の教科書・プリント類、習い事の道具、成長に合わせた衣服…ものが増えるにもかかわらず、間取りがその変化に対応できていないと、お家が散らかりやすくなってしまいます。
散らからないお家にする工夫① 収納する場所を決める

片付くお家づくりの基本は、「モノの定位置を決める」ことです。
ただし、収納をたくさんつくれば良いというわけではありません。大切なのは 「どこで何を使い、どこにしまうのが自然か」 を考えて収納計画を立てることです。
まずは、『日常的に使う場所』と『収納する場所』をリンクさせることから始めましょう。
・玄関 … 靴・上着・カバン・外遊び道具
・キッチン … 食品・調理器具・日用品ストック
・洗面所 … タオル・日用品・掃除グッズ
このように、用途と収納場所を結びつけておくことで、わざわざ遠くへ取りに行ったり戻したりする必要がなくなります。自然と散らかりにくい動線が生まれるのです。
もう一つ大切なのが 収納までの距離。
いくら大きな収納があっても、使う場所から遠いと片付けが後回しになってしまいます。収納量以上に、収納の位置や動線との近さが散らかりにくさを左右するのです。
たとえば、パパまるハウスの人気プラン 『36S5.5b はぴママ』は、
・玄関の先に広いシューズインクローク
・キッチン隣に大容量パントリー
・洗面室近くにママコーナー
と、使う場所のすぐそばに収納が配置されています。
その場で使って、その場で収納できるため、出しっぱなしになりにくい動線が整っているのが特徴です。

パパまるハウスの平屋『平25S6.5』プランのように、LDKから各部屋へアクセスしやすい間取りでは、お子さんが自分の部屋に荷物を片付ける習慣がつきやすくなります。
どこに収納スペースを置くかは、片付く家づくりの要。
使う場所のすぐそばに収納スペースがあるだけで、家族みんなが自然と片付けやすくなるお家に近づきます。

散らからないお家にする工夫② ゆとりがある収納スペースを確保する

収納する場所を決めたり、各部屋へアクセスしやすい間取りでも、収納自体がないと片付かないもの。そして、収納に大切なのはゆとりを確保することです。
収納する量は、収納全体の7〜8割に抑えて、ゆとりを残すのがベストです。
そうすれば、新学期や新年度などに急にものが増えても、対応できて安心。
また、収納がパンパンに入っていると、モノが出しづらくなり、外にあふれてしまう原因にもなります。収納に余裕があることで、季節家電や衣替えの移動もスムーズになりますよ。
パパまるハウスには、アップグレードアイテムとして屋根裏収納の追加が可能。
あまり出し入れしないものは屋根裏収納にしまうことで、生活空間がスッキリ整います。また、パパまるハウスの屋根裏収納は固定階段なので、大きな荷物でも安心して運ぶことができます。
散らからないお家にする工夫③ 生活動線を工夫する

「家事が楽になる!」といわれている回遊動線。回遊動線とはお家の中をぐるっと一周できる、行き止まりのない動線のこと。
実はこの回遊動線、散らからない家づくりにもおすすめなんです。
回遊動線はお家の中の移動が短くスムーズになるだけでなく、その移動の間に家事・身支度・片付けも同時に行いやすいのが魅力です。
何かと忙しい朝でも、家事をしながら、身支度をしながら…と「ながら片付け」も可能になります。
また、帰宅後の散らかりを防ぐためには、「玄関⇒洗面所⇒クローゼット⇒LDK」と続く動線づくりがとても効果的。この順番になっていると、帰ってきたら「玄関で靴を脱ぐ⇒洗面所で手を洗う⇒クローゼットにコートやカバンをしまう」までがスムーズに完結します。
リビングに到着する前に必要な動作がすべて済むため、荷物をリビングに持ち込む必要がなくなり、結果として部屋が散らかりにくくなるのです。
パパまるハウスの『40S5.0b カラフル』プランでは、
・玄関のすぐ近くに手洗いスペース
・リビングやキッチンに向かう廊下に収納スペース
が配置されており、「玄関⇒洗面所⇒クローゼット⇒LDK」の理想的な動線が確保されています。

また、「玄関〜LDK」の動線だけでなく、キッチンと洗濯スペースまでの動線を最短にするのも有効です。
家事の中でも負担が大きいのが料理と洗濯。この2つの作業スペースが近い距離にあるだけで、料理の合間に洗濯ができるなど、テンポよく家事を回すことができるため、リビングが散らかりにくくなるのです。
パパまるハウスではキッチンと水廻りの位置を近い間取りプランを多数ご用意。また、脱衣室を広くとり、ランドリールームとして活用できるプランも。
自然と片付くお家にしたいなら、パパまるハウスにご相談ください!

今回は、散らからないお家になる間取りのポイントについてご紹介しました。
散らからないお家にするには、お家自体の収納力はもちろん大切です。でも、収納の多さだけでなく、家事動線や間取りも重要になります。
パパまるハウスでは、
・自然と片付く生活動線
・家事ラクを考えた回遊動線
・適材適所の収納
・大容量の屋根裏収納
といった、「自然と片付くお家」のプランを多数ご用意しています。
「片付けのストレスから解放されたい」「散らかりにくいお家で気持ちよく暮らしたい」という方は、ぜひ一度パパまるハウスにご相談ください。