COLUMNコラム
最新トレンドと暮らしやすさを両立!話題の新プラン『irodori』を徹底解説

シューズインクローク、パントリー、ヌック、洗面室と脱衣室のセパレート…
SNSでよく見かける、素敵なアイデアの数々。
「全部叶えられたらいいのに…」と思ったことはありませんか?
そんな最新の住宅ニーズに応えるカタチで、パパまるハウスが新たに提案するのが、新プラン『irodori(イロドリ)』です。
本記事では、開発背景や設計のこだわり、6つの間取りの特徴を、徹底解説します!
今回お話を伺ったのは、開発担当者である事業推進部の松田さん。
「パパまるハウス」公式YouTubeチャンネルの人気企画「教えて!松田せんせいチャンネル」にも出演中の、あの“松田せんせい”です!
目次
暮らし・空間・未来を彩る、新プラン『irodori』の誕生背景
――『irodori』はどのように誕生したのでしょうか?
『irodori』は、今までとは全くちがう流れで生まれたプランなんです。
これまでのパパまるハウスでは、会社の指令で「新プランをつくるぞ!」という声で動き出すのが定番の流れでした。ただ、やっぱり一人の人間が軸になってプランを作ると、“その人らしさ”が強く出てしまう部分があるんですよね。
それに、プランを考える側がお客様の声に直接触れていないと、最新のニーズを反映しきれない部分も出てくる。なにか今までには無かった新しい発想はないのか?と考えていました。
そんな中で、営業部責任者とのミーティングで「若い層(20代後半~30代前半)からの支持が弱いのではないか」という仮説も浮かんできたのです。
「だったら、若いスタッフたちの新しい発想をもっとプラン作りに活かすべき」
そんな声がきっかけになって、『irodori』の開発がスタートしました。
――「madree(マドリ―)」とコラボした経緯を教えてください。
たまたま若いスタッフから提案してもらったのがきっかけでした。
「madree」は、1万人以上の建築家が登録していて、注文住宅の間取りをオーダーメイドで作成してもらえる家づくりサービス。Instagramフォロワー17万人超え(2025年9月現在)、今人気の間取りメディアです。
「パパまるハウス以外の視点も取り入れてみよう!」と思い、オファーしました。
――『irodori(イロドリ)』というプラン名には、どんな想いを込めたのでしょう?
「いろどり」という言葉が最初にパッと浮かんで、「なにか意味を重ねられないかな」と思ったのが始まりでした。
そこから、「お家って、“真っ白なパレット”みたいなものなのかもしれない」と考えたんです。
住みはじめてから、少しずつ空間に“色”が加わっていく。
たとえば、家族が増えたり、趣味ができたり、働き方がかわったり…そういった日々の積み重ねが、そのお家を彩っていくんですよね。
そしてその色づき方は、きっと一つとして同じものはない。家族の数だけ、ちがう「彩り」になるはずだと感じました。
だからこそ、「暮らしを」「空間を」「未来を」彩る。この3つを、irodoriのコンセプトとして掲げることにしたんです。
これが『irodori』の全ラインナップ!それぞれの魅力を徹底解剖
――6つのプラン、それぞれどんな特徴があるのか教えてください。
●33N4.0e
このプランは、まず外観が特徴的なんです。北向きという特性上、正面に窓がないのですが、その分凹凸で構成されたシルエットがシャープな印象を与えます。
一方で、南側には大きな開口部をとっていて、プライベートな庭やウッドデッキもつくれる設計にしています。光をしっかり取り込むことができるので、室内は明るくて開放的になりますよ。
ランドリールームがかなり広めなのも特徴で、家事のしやすさも意識しました。
リビングとダイニングの間には、“間仕切格子”を設けています。
空間を完全に分けるのではなく、程よく視線だけカットできる工夫です。同じ場所にいながらも、それぞれが心地よく自分の時間を過ごせるように配慮しました。
そしてもう一つの見どころが、約8帖分のダイナミックな吹抜けです。リビング上に設けているので、空間の広がりを感じていただけますよ。
間仕切格子と吹抜け
●34S3.5a
一番の見どころは、吹抜けからリビングへ流れるようなガラス窓です。配置もあえて端に寄せていて、そこにバルコニーの奥行きが加わることで、陰影がすごく豊かに表情をつけてくれます。
それから、動線にもかなりこだわりました。行き止まりがほぼなく、お家の中をぐるぐると移動できる回遊動線で、スムーズに家事が進むと思います。
また、今回初めて取り入れたのが、階段下の“ヌック”です。居心地のいいこじんまりとした場所として今や人気のヌック。私も実際にモデルハウスを見に行ったのですが、正直、そこから出られなくなるくらい小さなおこもり空間です(笑)。
すっぽりと包まれるような感覚で、小さなお子さんはもちろん、大人にもちょうどいい空間になると思います。
そしてもう一つ、吹抜けに“カフェ窓(室内窓)”を標準採用したのも初めてです。
「せっかく吹抜けがあるのに、2階から見えないのは寂しいよね」という声から、「じゃあおしゃれな窓をつけよう!」と実現したアイデアなんです。
カフェ窓(室内窓)
●36S6.0a
このプランは、外観のバランスがとても美しいんです。
絶妙な凹凸に加えて、木目調の外壁と色分けのコントラストが映えるデザインにしました。シンプルながらも可愛らしさがあって、実際に女性からの人気が高いと聞いています。
間取りの特徴としては、まず帰宅後の動線が非常に整っている点が挙げられます。土間収納から、すぐランドリースペースへアクセスできるので、「帰宅→着替え→手洗い→リビング」の動きにムダがありません。
そして、洗面室の隣にはファミリークロークが続いています。この空間は壁でゆるやかに仕切るだけで、あえて扉を設けていません。
扉の開け閉めって、繰り返すと地味に手間がかかるもの。だからこそ、こういった小さな工夫が暮らしやすさにつながります。壁が視線を遮ってくれるので、来客時にも安心ですよ。
また、最近ではキッチンとダイニングテーブルを横並びにしたいというお客様も増えてきています。そこで、動線の良さと使い勝手を重視して、キッチンとダイニングを横並びに配置しました。
●平26S7.5a
三方向どこから見ても、きれいな“箱型”に見えるようにデザインした平屋のプランです。
あえて一部に凹凸をつけることで、陰影をつくりだし、立体感のある外観に。木目の外壁も貼り分けが映えるように設計していて、ツートーンの配色がデザイン性を引き立てています。
もうひとつの特徴が、タイルデッキが標準で組み込まれていることです。ウッドデッキなどを別で設ける必要がないので、コスト的にもかなりお得感があります。
玄関はL字にタイルスペースを配置しているので、自転車などもそのまま引いて入れるような自由度の高い設計です。
室内は、リビングを中心に家族がつながれるような配置に。主寝室だけは離して、プライバシーを保てるように配慮しています。
洗面化粧台は廊下に設けているので、誰かがお風呂に入っていても洗面が使えるのは喜ばれるポイントです。
洗面化粧台
●平29S6.0b
玄関ドアをあえて正面から見えない位置に設計しており、通りからの視線が気になる方にも安心していただけるプランです。さらに、玄関ポーチは約3帖分のゆとりあるスペースを確保。宅配ボックスを置いたり、雨をしのいだりと、日常の中でなにかと便利に使える空間になっています。
土間収納
玄関を入ると、手洗いや着替えができるスペースを通って、LDKへと抜けられます。帰宅後の動線がスムーズなのも、このプランの特長です。
LDKは20帖超の広々空間に勾配天井を組み合わせて、心地よい開放感をプラス。キッチンとダイニングは横並びのレイアウトで、配膳や片付けもしやすく、家事効率にも配慮しています。
また、リビングドアとキッチンドアが並んでいるのもポイントで、出入りしやすい設計です。全館空調「Z空調」との相性も考え、ドアには引き戸を採用しました。開けっ放しでも邪魔にならず、空気の流れを妨げない工夫です。
●平29S6.0c
全体的にキューブ感のあるシルエットが特徴のプランです。窓の配置もあえてシンプルにして、グレージュ系の外壁と組み合わさることで、ナチュラルな雰囲気に仕上げています。
そして、玄関前には広めのタイルスペースを確保しました。宅配ボックスや自転車、植物を置いても絵になるような…そんな余白のあるデザインにしています。
室内の動線にもこだわっていて、「玄関→廊下→洗面化粧台」とスムーズにアクセス可能。LDKに入らなくても手洗いや着替えができるようになっています。
そして、このプランには『irodori』シリーズの中でもっとも広い、2.2帖の“ヌック”を採用しました。飾り棚つきなので、ちょっとした趣味のスペースにしたり、お子さんが遊ぶ場所にしたり…使い方は自由自在です。
ヌック
こちらも、キッチンとダイニングは横並びのレイアウト。さらにダイニングの横には収納スペースを完備しました。ハンガーパイプ付きなのでクロークとして使うこともできます。
――6プラン中、半分が平屋なのは理由がありますか?
最近は、平屋を希望される若い方も増えている印象です。そのニーズにしっかりと応えられるラインナップにしたいという想いがありました。
ただ、「平屋=年配の方が建てるお家」というイメージを持たれている方もまだ多くて。そこが、ひとつのハードルになっているのも事実です。
だからこそ、「平屋でも、こんなにおしゃれな雰囲気になるんだ!」と、伝えたいと思いました。
“流行”じゃなく、“暮らしやすさ”をカタチにしました。
――プラン完成までの道のりで、大変だったことはありますか?
大変だったのは、外部の建築家の方とのやりとりです。私たちの想いや現場の声を伝えて、それを“パパまるらしさ”として形にしてもらう…その擦り合わせが思っていた以上に難しかったです。
自由設計の家づくりでは、目の前のお客様の顔を思い浮かべながら間取りを考えることができます。でも今回は、“これから出会う何千人、何万人のお客様”を想像しながらプランを考える必要がありました。
「20〜30代にとって魅力的なプランにしたい」という想いと、「パパまるハウスで商品化できるかたちにすること」…その両立を目指し、何度も試行錯誤を重ねました。
――最後にひとこと、メッセージをお願いします。
『はぴママ』プランや『サン テラス』プラン、平屋シリーズなど…
パパまるハウスには素晴らしいプランがたくさんあります。でも、その中でも『irodori』を選んでいただいた方には、絶対に後悔させません。
ただ流行を詰め込んだだけじゃなく、“本当に必要とされていること”を見極めてカタチにしています。たとえば、10年後になったら暮らしにくさを感じたり、「ちょっと前に流行った間取りだよね」と言われるようなことがないように…先を見据えて、考え抜いたつもりです。
だからこそ、「irodoriを選んでよかった」と思ってもらえる自信しかありません。
ぜひ、完成を楽しみにしていてください。
ぜひパパまるハウスにお問い合わせください!
今回は、パパまるハウスの『irodori(イロドリ)』全6プランについて、松田さんに詳しくお話を伺いました。
どのプランも、これからの暮らしを自分たちらしく彩っていける住まいばかりです。
「irodoriが気になる!」という方は、ぜひ一度、パパまるハウスのホームページもご覧ください。
モデルハウスも続々と建設中なので、お近くにお住まいの方は、『irodori』の魅力を実際に体感してみてくださいね!
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