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2022.03.11

太陽光発電システムをマイホームに!メリット・デメリットなど簡単解説!

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最近、お家を建てる時に「太陽光発電システムをつけたい!」と考える方がたくさんいますよね。「電気代がお得になる」「環境にやさしい」なんてよく聞きますが、具体的にどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか?
実は今、国が太陽光発電システムを推奨していて、設置する一般住宅が増えているんです!今回はなぜ国が太陽光発電システムを推奨しているのか、お家で設置するとどんなメリットがあるのかなどをご紹介しますね!

 

|そもそも太陽光発電とは?

まずは、太陽光発電そのものについてご説明します!
太陽光発電とは、太陽電池モジュールを使って太陽光を直接的に電力に変換する発電方法です。下記の図のように、プラス極を帯びやすい半導体と、マイナス極を帯びやすい半導体を貼り合わせて作られています。太陽光が当たると、それぞれの半導体がマイナスとプラスになり、乾電池と同じ状態になって電気が流れる構造なんだそうです。面白いですね!

※参照元:発電のしくみ 太陽光発電

ちなみにご存じかと思いますが、普段お家で使う電気の発電方法には、太陽光以外にも種類があります。

・火力発電…石炭や石油などの燃料を燃やして電気を作る方法
・原子力発電…核燃料を使って電気を作る方法
・風力発電…ブレードと呼ばれる羽を風の力で回転させて、その動力で電気を作る方法

上記だけでも、電気は賄えそうなもの。でも、火力発電はたくさんの燃料が必要ですし、原子力発電は安全性が気になりますね…。お家で使うだけとは言え、もっとエコな電力を使いたいところです!風力発電は自然の風で電気を作れるのが利点ですが、大きなブレードを設置しなくてはいけないので広い敷地と騒音がネックに…。その点、太陽光発電は太陽電池モジュールに光を当てるだけで発電するので、騒音の心配がなく、一般住宅でも比較的取り付けが簡単にできるんです!

また、お家の太陽光発電で作った電気は、備え付けのパワーコンディショナでご家庭で使えるように変換や蓄電ができます。更に、発電モニタ(HEMS)で家庭内の電気使用量などの一連の流れをチェックすることもできるので、エコロジーな住環境を実現でき、家計にも環境にも優しい住宅設備として注目を集めています。
この、創電・蓄電・売電(余った電気を電気会社に転売すること)までの一連のシステムを称して住宅用太陽光発電システムと言います。
最近では、太陽光パネルの技術向上と住宅の省エネ性能の向上が合わさり、かなりハイスペックな発電システムが確立されているので、安定した電力共有も可能になっているとか!?エコロジーな次世代の住宅システムと言えそうですね!

 

|国が太陽光発電を推奨している理由

そんな住宅用太陽光発電システムは、国でも注目されているんです!環境省では「太陽光発電の導入支援サイト」を作り、住宅太陽光発電システムを推奨しています!
実は、2020年10月、「2050年カーボンニュートラル(脱炭素)宣言」を環境省は発表しました。カーボンニュートラル(脱炭素)とは、地球温暖化の原因である二酸化炭素などの温室効果ガスの排出を抑えようという運動のことで、2021年4月に「2030年度には2013年度比で46%カーボン(炭素)の削減を目指す!さらに50%削減に向けても挑戦し続ける!」と表明しています。たった17年の間に約半分を削減するのは大変ですよね…。

そのため環境省では、一般家庭での温室効果ガスの排出を抑えようとクリーンエネルギーの仕様を推奨し、屋根や駐車場に住宅用太陽光発電システムの設置をススメているのです。
その取り組みのひとつとして、一定の基準を満たして太陽光発電システムをつけたお家には、補助金の交付もしています! ※参照元:ZEH補助金について

「自分の家にも太陽光発電システムを取り付けたい!」と思っている方には嬉しいですよね!他にも、自治体別に補助金が用意されている場合もあります。例えば、新潟県の例を見てみると…、

・柏崎市…太陽光発電設備+HEMS+蓄電池のセットで導入の場合、太陽光パネル1kWあたり2万円などの補助あり(限度額30万円)
・新発田市…太陽光発電システム1kWあたり5万円(上限15万円)

などがあります。補助金の内容は各自治体で違うので、気になる方はぜひ県庁や市役所等のホームページで調べてみてくださいね! ※参照元:令和3年度 新潟県の太陽光発電の導入に関する支援制度一覧【一般住宅】

 

|太陽光発電のメリットとデメリットは?

国が補助金を出している住宅用太陽光発電システム。導入を本格的に考えようと思ったのではないでしょうか?ここで、設置するメリットとデメリットもご紹介しますね!

まず、メリットとしては、

・電気代を節約できる!
これが一番のメリットではないでしょうか!どれくらい電気代が節約できるかというと、下の図のように、光熱費が約半分に!これは嬉しいですよね…。


※参照元:設置するとどれくらい得する?

・停電した時でも電気を使える!
地震や水害で停電になった時も太陽光さえあれば発電できます!蓄電機能もあるので、いざという時とても心強いですね!

次に、デメリットは…

・天候や地域によって発電量が違う!
例えば、曇りや雨の日が続いてしまうと発電量が落ちてしまいます。また、地域の日照時間で差が出てしまう場合も。

・定期的なメンテナンスが必要!
一般家庭でも、少なくとも4年に1度のメンテナンスが義務化されています。でも定期的なメンテナンスは、発電効果の低下を防いだり安全性を保ったりするなどのメリットも。

・設置費用が高い
2020年では、平均1kW辺り28.6万円の費用がかかると言われています。 ※参照元:太陽光発電の設置費用はどれくらい?相場や必要な設備まで解説

・メーカーにより品質が違う
せっかく設置したのに、すぐに壊れてしまっては本末転倒!安心できる国内の有名メーカーを選びたいですね!また、ソーラーパネルの重量なども異なり、その重さに耐えられる建築構造も変わるので、注意が必要です!

天候や地域による差は仕方ないですが、メンテナンスや費用やメーカーに関しては、しっかりと検討すればそこまで心配はなさそうですね!

 

|最近は「ZEH」が標準語に!

ここまで注目されている住宅用太陽光発電システム、最近では、「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」なんて言葉も聞かれるようになりました。「ZEH」は経済通産省がサイトを設置して前々から取り組んでいる、「年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した」省エネ住宅のことです。「ZEH住宅」とも呼ばれ、大手のハウスメーカーも特設サイトを開設するなど、これからの一般住宅のスタンダードになりつつあります。

「ZEH」に認定されるには、

①断熱
断熱性能がしっかりしていれば夏の熱い外気が入りにくく、冬は室内の暖気を外に漏らしにくく、冷暖房の電力コストを削減する。

②省エネ
一次エネルギーの消費を、基準から2割以上のエネルギーコストのダウンが必要。

③創エネ
住宅用太陽光発電システムなどを使って、お家でエネルギーを作り出す。

④HEMS
Home Energy Management Serviceの頭文字をとった略語。
家庭内で電気機器について使用量や稼働状況を把握し、電力使用の最適化を図るための仕組み。

この様に、ZEHの認定を受けるには専用のシステム設備・ハイレベルな断熱性能が必要不可欠になります。その分、どのハウスメーカーも割高なプランとなっていますが、長く健康に暮らせるお家としてニーズが高まっているのも事実です。

ひと昔前には聞いたこともなかった言葉かもしれませんが、今ではよく目にするようになり、住宅用語として認知されています。

 

|これからは太陽光発電が当たり前に?!

正直なところ…。「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」や、最近話題に出ている街全体をZEHにする「ZET(ゼロ・エネルギー・タウン)」は、まだまだ日本には少ないのが現状です。
でも、「2050年カーボンニュートラル(脱炭素)宣言」もあり、今後は日本全国に広がっていくのは間違いなさそうです!
国が太陽光発電を推奨したり、補助金を設けたりしているのは、もちろん環境に配慮して二酸化炭素の排出を抑えたいという意味もありますが、それ以外にも日本がエネルギー資源のほとんどを輸入に頼っているのも要因なんです…。
コロナ禍による貿易摩擦や、原油価格の高騰、更には世界情勢の不安定化…。

エネルギー資源の輸入が乏しくなったり、ストップしてしまったり!…といった非常事態も十分に考えられます!

そんな中、エネルギーを自給自足でき、永続的に長持ちするお家は日本の住環境には無くてはならない存在になるはずです。
これからは、太陽光発電を活用したクリーンなエネルギーシステムが発達し、そういった供給がベーシックになる時代がすぐそこまで来ているのかもしれませんね!

 

|まとめ

住宅用太陽光発電システムは、お家での電気代が節約でき災害時でも電気が使えたりと、メリットがたくさんありました!ただ、一般住宅で設置するには費用がかかったり、メーカーによって品質が違ったり、定期的なメンテナンスが必要だったりする部分もあり、取り入れる時は十分な検討も必要なようです…。

パパまるハウスの太陽光発電システムを取り入れた「サン・ステージ」や「パパゼロ」プランなら、実はそんなデメリットもカバーできるんです!

・太陽光発電システムは、国内一流メーカーの「京セラ」製
・エネルギー情報を「見える化」してくれる発電モニタ「HEMS」を搭載
・非常時に活躍してくれる自立運転機能(太陽光で作った電気をパワーコンディショナから直接使える)
・さまざまな災害・故障にも対応する、充実の長期保証

など、安心して設置できる機能や保証が充実!
他にも、高気密・高断熱の断熱材で気密性をアップ!新時代冷暖システム「Z空調」も搭載し、一年中家のどこにいても快適な温度を保ちます。なのに、導入費用や月々の電気代が低コスト、光熱費を大幅に削減してくれる「サン・ステージ」や、ZEH対応している「パパゼロ」プランなら、ZEH特別装備!厳しい基準をクリアしています!

「サン・ステージ」も「パパゼロ」も、太陽光発電システムで、家計にも人にも環境にもやさしい暮らしが実現できる仕様になっています!

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